すらいむのひとりごと

童貞のオタクがお送りする群像劇スペクタクル

「ガルラジ」が「ガルラジ」である理由

こんにちは、すらいむです。

 

さて、久しぶりにガルラジについて書きたいと思います。

 

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というのも、書かずにはいられないんです。

 

 

先日、いつものようにガルラジを聴いていました。

たったそれだけです。

しかし、僕は衝撃を受けました。

そしてひとり暗い部屋の中で、笑みを浮かべました。

 

「これがガルラジだよ...!!」

 

 

(定番のセリフ)

 

 

 

2ndシーズンに入って、

始まって嬉しい!

 

とか

 

ガルラジクイズが始まって、他のチームとの絡みも聴けて面白い!

 

 

なーんて思っていたので、すっかり忘れていました。

 

 

これは「ラジオ」でも「ラジオドラマ」でもない。

 

「ガルラジ」なんだ。

 

と。

 

 

それは、チーム徳光の第4回を聴いた時 のことでした。

 

 

 

※ここから一応ネタバレもあるので気になっちゃう人は先に第4回と第5回を聴いてから読んでね☆

 

 

 

 

 

 

さて、ここまで来た皆さんはきっともうお聴きになったのでしょう。

(まだ聴いてないひとはあとで聴いてみようね!)

 

 

皆さんはもうご存知かも知れませんね。

 

一応概要を説明します。

 

 

それは第4回のチーム徳光の放送でした。

 

放送中にパーソナリティの手取川さんと吉田さんが、ひょんなことからケンカをしてしまうのです。

 

 

...それだけ?

 

そうです、それだけです。

しかし僕はそこに「ガルラジ」らしさ、というより「ガルラジ」の真髄を見た気がしました。

 

 

まず、ガルラジというコンテンツは「ラジオ」でもなく「ラジオドラマ」でもない、「ガルラジ」であるということを伝えさせて頂きます。

 

 

さて、このガルラジ、設定としては生放送ということになっています。

 

その生放送中にケンカをおっ始めてしまうという状況。これはまさに、現実ではありえないフィクション的な要素です。

 

仮にこれだけであれば、ガルラジを単にラジオドラマと言っても差し支えないと思います。

 

 

このコンテンツを単なるラジオドラマから引き離すものといえば、何よりも「妙なリアリティ」です。

 

ガルラジといえば、今までにも

「このお便りは本物なのか、それとも違うのか...?」といったような妙にリアリティのあるラジオネームだったり、

1stシーズンでは、「この商品は実際にはないのか...?」というCMを流したり、

現に2ndシーズンでは実在の商品のCMを流したりと、

世界観のリアリティ表現が多く出てきました。

 

 

今回も、その妙なリアリティが非常に生きてきました。

 

 

それは

 

「2人が口論している途中でCMに切り替わってしまう」

 

というシーンです。

 

あれです、生放送特有の尺間違えて喋ってる途中に「プツっ」と切れてしまうあれです。

 

テレビとかでもよくありますよね。

 

 

 

「ラジオ生放送中にケンカをする」

というリアリティのない場面で、

 

「音が切れてしまう」

という妙なリアリティのある描写を入れたのです。

 

 

この回を聴いて

「うわっ、ガルラジすげーな。」

「やっぱりガルラジって面白いな」

 

と感じました。

 

 

やはり、これがガルラジの良さだと改めて感じました。

 

「フィクション」と「ノンフィクション」の絶妙なバランス。

 

 

これによって生み出される新たなコンテンツの可能性。

 

 

 

それをまさに開拓しようとしている。

それが「ガルラジ」というコンテンツなんだ。

 

 

 

 

さて、この話にはまだ続きがあります。

 

 

それは第5回の放送です。

 

先程の第4回ではケンカをしていましたが、最終的に手取川さんが

 

 

「次回は一人でやる」

 

 

と宣言します。

 

 

 

このように、ケンカをした状態で放送が終了してしまいます。

 

リスナーとしてはモヤモヤMAXですよ。

 

なんたって隔週配信ですから、二人の仲が最悪の状態で2週間も待たされる。

 

 

待ちました。

 

 

待ちに待ってやってきた第5回の放送です。

あの藤田さんでさえ心配していたこの2人のケンカ。

 

「一体どうなってしまうんだろう...」

 

とドキドキしながら聴くわけですよ。

 

 

すると、あれっ?

 

ケロッとして2人ともいるんですね。しかも既に仲直り済。

 

 

???←こういう気持ちになりました。

 

もしかして1回飛ばしてる...?

なんてことまで考えました。

 

そんな訳ないけど。

 

 

そう、これもまた「妙なリアリティ」なんです。

 

 

実はストーリー的にも我々と同じように

"2週間"経過していたんですね。

 

 

2週間もあれば頭も冷えて、仲直り出来ますよね。

 

 

そう、だから単なる「ラジオドラマ」じゃ終われないんですよ、ガルラジ。

 

 

非現実と現実の調和。

 

素晴らしい、素晴らしいです。

 

どこまでもついて行きます!!!

 

 

 

 

 

ここまで長ったらしく書いてみました。

 

 

もしまだ聴いていない人がいたら、ぜひ聴いてみてね。

 

 

次回、いよいよガルラジ2ndシーズン最終回です。

 

 

 

すごいぜ、ガルラジ。

 

 

すらいむ