すらいむのひとりごと

童貞のオタクがお送りする群像劇スペクタクル

人見知りは克服できるかも?って思った話

 どうもこんにちは、すらいむです。本日は謎の地下鉄からお送りしています。何線か名前もわかりませんが多分南北線です。いやわかっとるやないかい。

 ちなみに今、同じホーム乗り換えなのにエスカレータで上へ行ってしまいました。つらいです。

 なぜ僕がこんなところにいるかといいますと、本日は自分が入ったサークルの記念すべき初の活動だったからです。もちろん感染対策はしっかりとしています。

 サークルの初の活動というわけで、今年は大学にも行ってないので友達や知り合いはいません。はじめましての状態から何時間か一緒に活動をします。これって意外とキツいですよね?そんなことない人もいるかもしれませんが、特に僕はキツいなと思っていました。

 なぜなら僕は小さい頃から「人見知り」するからです。なんで人はコミュニティを必要とする人間なのに人見知りになるんでしょうね。

 そういうことで、僕はとにかくはじめましての人と会ったり話したりするのは苦手です。だって何話していいかわからないから。

 人見知りってコミュ障とは違って、その人と何回か、だいたい2、3回会えば結構たくさん話せるようになります。ただ、その記念すべき大事な1回目の対面でうまく話せないんですね。第一印象で陰キャ確定です。

 そんなふうに生きてきた僕がはじめましてだらけの活動に足を踏み入れました。厳しいことを覚悟しつつ行かせていただきました。

 ただ、「そんなに話せなかったっていう感じでもない」という自己評価を今日はさせてください。

 どうしてそのような結果が出たのか。帰りの電車の中で、というか今ですけどねそれ、考えてみました。

 それは、きっと今やってる個別塾のバイトのおかげなのではないかと思います。

 僕が塾でバイトをしようと思った理由はふたつあります。

 ひとつめは、自分で言うのもアレですが、僕は一般的に見れば勉強ができる方なので、というかそう思っているので、仕事は結構余裕でできるのではないかと思ったから。

 そしてふたつめは、生徒と話すことが必要になってくるから、人とコミュニケーションをとる練習になるのではないかと思ったから。

 ところで個別塾とは、先生ひとりが生徒ひとりかふたりを教える形態の学習塾のことです。

 基本的には、先生には担当として同じ生徒を教えていきます。そのほうが学習としてもいいですし。しかし、新しく入塾した生徒や、まだ担当の先生がいないという生徒もいます。そのため、出勤すればほぼ毎回「はじめまして」をすることになります。

 これって実は大変なことで、個別塾特有の話が絡んでくるんですよ。

 ただ授業するだけならいいんですけど、もちろんそうではなく、授業が始まったら必ず5分か10分くらい雑談をします。自分からいろいろと話してくれる生徒もいますが、基本はこちらからいろいろ質問をして話を膨らませてあげます。ド定番の天気の話をしてみたり、学校のことを聞いてみたり、なんでもいいんですよ。とにかく生徒と少し距離を縮めるという時間があるということです。これは授業が始まった時の話ですが、もちろん授業中にもします。

 これ結構難しいんです。入ったばかりの頃とか、それこそ何ヶ月か前まではうまくできてた感じはしませんでした。今もちょっと微妙かなって時もありますが、うまくはなっています。

 何が難しいって、僕は人見知りなので、人に何を聞いていいかわからないんです。あとはなんというか、聞きたいことが思い浮かばないんですよ。だから長く話続かないし、すぐに勉強に入ってしまう。これはあんまり良くない先生な気がしています。

 というわけで、ほぼ毎授業で、どんなことを聞こうか、どんなふうに話を広げていこうか、どれを拾って質問をするか、などなど。

 人と、特に初対面に近い人達とどうやって話ていくのがいいのかということを考え、さらに実践をすることで少しずつわかってきました。質問の内容などもすぐに浮かぶようになってきました。

 そして今日が実践でした。初対面の人達と出会って会話をするという練習(バイト)と構図はあまり変わりません。

 はじめましての人に対して、すぐに質問が浮かぶようになりました。さらに、浮かんだ質問をためらわずに聞けるようになりました。

 こころなしか、以前よりも人見知りが改善されているような気がしました。

 人見知りを克服するためには、またそれ以外、なんでも、克服したいものを克服するためにはきっと実戦が必要なんだと思いました。

 人見知りの人の人見知りが治らない理由はおそらく、人見知りだからこそはじめましての人や、新しいコミュニティに入ることを避けがちだからではないでしょうか。人見知りなので当然はじめましての人とあんまり話したくないです。だからこそ、その経験があまり積めないので、結構克服できないという負のスパイラルがあるのでしょう。苦手なものが克服できないのはどんなことでも、このような負のスパイラルに入ってるからなのでしょう。

 人生、苦手なことこそ積極的にやっていきたいものです。

 バイト選びなんかも、得意なことを生かすというよりも、苦手なことをできるようにするためにあえて苦手なことが必要な分野を選んでみるというのも大事なのかなと思いました。

 そんな真面目な雰囲気で本日は終わりです。