すらいむのひとりごと

童貞のオタクがお送りする群像劇スペクタクル

初の大学の授業をzoomでやったので感想を書く

こんにちは、すらいむです。

コロナがひしめく中、みなさんはおうちでいかがお過ごしでしょうか。僕は今日も在宅MAX!!!

そんなニートと何が違うんだと聞かれたら、言いよどんでしまう僕も春からピカピカの大学一年生。

授業にバイト、サークル活動で大忙し、気づけば童貞なくなってたわ(笑)

となるはずだったのに、キャンパス立ち入り禁止、授業の延期。もし将来金全部溶かして借金まみれの男としてテレビで特集されたときには「2020年のパンデミックで僕の人生は狂いました」とカメラに哀愁のある背中を向けて言い放ってやろうと思っています。

そんな、SNSで大学のコミュニティに参加することもない陰キャ大学生ですが、本日、ついに「オンライン授業」が解禁となりました。

ご存じの方もいると思いますが、僕は某大学に通っているのですが、その某大学が圧倒的な(日程の)早さで授業を始めたわけです。

そんなわけで、ドキドキ入学式からのオリエンテーションで友達ゲットをすっ飛ばして、zoomで対面授業が始まることになりました。

zoom知ってますか?そう、オンライン飲みを提供しているサービスのことです。それをビジネスにも応用できるということで最近流行ってるんですね。

ではさっそく感想を書いていきたいと思います。

 

いざ、ミーティングルームへ!

 

僕はスマホでやりました。なぜならwebカメラをPCにつけていないから。そして、教授から送られてきたルームID的なものをいれて入室。

入ってみたら、自分の顔が画面に表示されると同時に、教授の顔が映っていました。「初めまして教授!」って思いました。別に声には出しませんけど。そしてほかにも一緒に授業を受ける仲間たちが表示されていました。大学で初めての顔合わせがネット上になるなんて誰が想像したでしょうか。僕は小学校で習いました。ネット上で知らない人と会ってはいけないと。なんということでしょう。女子小学生がネットで知り合ったおじさんと会うのはダメなのに、どうしてzoomで顔合わせはいいんだよ!!!

当たり前だろバカヤロー

そんなかんじで始まったんですけど、スマホだと背景が隠せないのは知っておいたほうがいいですね。背景隠してるやつずるいぞって思いました。

ちなみに人数は16人くらい、さすがにzoomつかうくらいだから少人数の授業なんですね。

ところでzoomしたことなかったので知らなかったんですけど、しゃべってる人がメインに出てくるシステムなんですね。だから教授がしゃべってるときは教授がメインにでっかく出てくるんですけど、たまに受けてる人が返事したりすると大きくでてくるんですね。

だから授業中何に気を使うか、そう、物音立てないこと。なんかガサっとかしたら自分が画面に割り込んじゃいますから。ペンとるときもしずかーにやりました。

いろんな環境の人もいるんですね、回線が弱い人とか、声全然入ってない人とか、平等な授業になっているのかオンラインさん?って今思ったけど、授業で前に座るか後ろに座るかみたいな話だと考えたらまあいいかと思ったけどやっぱり回線は個人の意思とかが反映されてるわけではないのでやっぱりどうなんだって思ったり思わなかったりしています。

最初は自己紹介しました。まあ少人数制の授業ですし、親睦を深めるのも悪くはない、初対面だからね。

ここまでは何ともなかったんです。

さて、ここで地獄の時間が始まりました。その名も「グループワーク」。普段なら怖くないしむしろ普通の授業より楽しくてみんな大喜びする(個人的な見解)ものですが、今回は違いました。

そもそもグループワークなんてできんの?

そんなことを思い浮かべてしまった僕は甘かった。

zoomには「ブレイクアウトルーム」という機能があって、そのルームのホストはメンバーを自由に分けて、そのグループ個別の部屋を作成することができる!!!

なんてことを...

普段の、というか昔やったことのあるグループワークを思い出してください。先生がグループを切り分けて、移動して「こんにちは~」的なこと言う。そのあと先生から指示が出される。「あんまり聞いてなかったえへへ~」とか言いながら周りのグループ見て、「あ、なるほどそうやるのね」となって始めて、たまに先生が回ってきたりして、早く終わったら雑談をする...と。

これが普通のグループワーク。

zoomのグループワーク違うぞ。

先生の指示を聞いてグループになった瞬間、そこは隔離されたメンバーだけの場所。教授の指示は仰げない、周りの様子をうかがうこともできない。無人島で「残ったのは俺たちだけか、とにかくなにかするしかない...か」みたいな状態と何も変わらないんですわ。

一応ホストは巡回できるらしいんですけど。

出会って20分弱、名前と顔を一致させるには画面上の文字に頼るしかない状態の我々は、絶妙な沈黙が続くなんとも言えない空間に取り残されるんですよ。

クソ陰キャで人見知りする僕ですから変わんないだろって思われるかもしれないけど、直だったらもうすこし何とかなるんですよ。

画面上だと僕含めて4人が映っている状態です。対面だったら、そっちをむいて言えばその人に話しかけることはできるんですよ。僕はやらないですけど、女子同士で「なにそれかわいい~」とか適当に指さしあっとけば会話できるんですよ。しかし、オンライン上では、誰かに話しかけるには、「○○さん」「はい?」という指名+応答、許可の流れを踏む必要があると、煩わしい。余計に加速するコミュ力の低下を感じました。

そんなわけで、弾まない会話を何とか乗り切って、その授業は終わりましたとさ。

オンラインには抜かりはありません。授業が終わったからといって隣の人と少ししゃべったりすることもできません。退出ボタンをおしてそこで終わり。連絡を取ろうにも名前もわかんねえよ。名前わかんないけどなんかたまに話すんだよねー程度の友達を作ることもできない、なぜなら在宅だから。

なんというか、オンラインってとっても近くにいるみたいで人のぬくもりを感じられそうなんだけど「相手はは手が届かないほど遠くにいる」ことをより強く実感させてしまうような気がしました。

そう考えるとお手紙ってあったかいよね。

あー学校行きてえなあ。

 

という感想でした。さようなら。