すらいむのひとりごと

童貞のオタクがお送りする群像劇スペクタクル

音楽サブスクの思わぬ弊害

こんにちは、すらいむです。

最近の僕は春休みを迎えているわけですが、マジで毎日休みなわけですよ。

さらに現在、新型コロナウイルスが世界中を席巻しているということで多くの大型娯楽施設は休業を余儀なくされています。まあ僕なんかはクソ陰キャオタク高校生なので浦安とか銀行の支店みたいなところはそもそもいかないんですけど、娯楽施設だけじゃなく、僕の大好きな東京国立博物館が閉館しているんですね。閉館期間も延長になったしやってくれたな新型コロナウイルスって感じ。ところで新型コロナウイルスにはCOVID-19っていう素敵な名前があるんだからみんなそれ使ってくれよってずーっと思ってるんですけど定着しませんね。ニュースを英語で聞いてるとちゃんと「コビドナインティーン」って聞こえてきますよ。なんだっけ、Corona Virus Disease 2019って意味だった気がします。

というわけで娯楽を奪われた我々が行くところとはどこかと言えば、そう、カラオケになってくるわけでございます。3月入って何回行ったかはもはやわかりませんが、とにかく通いました。

そんななかで気づいたことがあるんです。「あれっ、最近持ち曲あんまり増えないな...」

いつもなら曲覚えてウキウキで「今日はこれ歌ってやるぜ!」という曲が山ほどあったのですが、最近はどうも「今日は何歌おうか...」という気になります。

違いがわからないかもしれないですが、わかる人にはわかる。

そう、前者では明らかに持ち曲が増え続けていたのに対して、後者は完全にネタ切れを起こしている状態です。3月に入ってからがまさにこれなんです。一体どうしてこんなことに...

その原因を探るべくまたカラオケに行きました。

その原因は2つ考えられました。まずひとつは、カラオケに行きすぎであるということ。そしてもうひとつの原因こそが、サブスクサービスを利用し始めたということだったのです。

「単純に行きすぎなんじゃねえの?」という声もありますが、ひとつ反論するとしたら、先日行った際には前回から1週間ほど空いていました。僕の全盛期は基本毎週カラオケに通うということでしたので、一週間あれば持ち曲は明らかに増えていたはずなんです。それが現在はそう上手くいかないと。これはもうひとつの原因をあげざるを得なかったというわけです。

僕が使っている音楽サブスクサービスは「Amazon Music」なのですが、サブスクのメリットといえばずばり好きなだけ聴けるということに限ると思います。ただ、その最大のメリットこそが僕のカラオケの現状に対して一定の影響力を発揮しているというわけです。

僕がこのAmazon Musicを利用し始めたのはたぶん2019年の12月ごろでした。そのころまでどうやって音楽を調達していたかといえば、CDレンタルショップを利用していました。限度はかなりくっきりとありました。僕は昔から貧乏学生をやっていたので、借りられるのは月に多くて8枚くらいでした。つまり借りてしまった以上はほかの新しい曲を借りることもできないわけですから、その限られた曲をプレイリスト作ったりして一生懸命聴き続けるんです。だから次のCD借りるまでにはそれらの曲は覚えてしまっている状態になります。だからカラオケに行けばいつでも新しく歌う曲が潤沢にあったのです。

しかし僕は定額サービスを利用し始めました。するとなんということでしょう。必死に厳選したり、必死にヘビロテするまでもなくそのサイトを開けばありとあらゆる曲が集まっていたんです。今までレンタルショップになかった曲や、ふと耳にして気になっていた曲たちであふれかえっていました。つまり、サブスクを導入した時点で、ふだんは8曲くらいあれば多いくらいな僕のプレイリストは軽く50を超えました。そう、覚えきれないんです。そして覚えきれないまま曲だけは増えていき、こんな飽きっぽい私ですからそのまま新しい曲にスライドしていく...。曲の入れ替わりのサイクルが圧倒的になりました。そうすると必然的にうろ覚えの曲が増えていきます。カラオケでうろ覚えの曲を歌うのは気が進みません。確かに数曲はあるかもしれませんが、やはり数曲です。だって歌えない箇所がある時点で歌うことの気持ちよさは減りますし、得点も伸びません。そうしてむなしくもうろ覚えの曲だけが消化されることなく僕の心に積もっていくのです。最近どうも「カラオケ行くぜ!」とならないのはそんな理由もあるのではないかと思いました。

ただ、サブスクはどうあがいても最強ですからやめることはないです。あとは対策として積極的に小規模編成のプレイリストを用意してガンガンに回していくくらいですかね。そういうことです。

啓発的な言いたいことは特にありません。後味の悪いブログでした、おやすみなさい。