すらいむのひとりごと

童貞のオタクがお送りする群像劇スペクタクル

「プリパラ」は確実に泣かせてくれる最高のエンターテインメントだった

 どうもこんにちは、大学生ニートことすらいむです。

そんな毎日暇を持て余している僕ですが、本日かねてから観ていた「プリパラシリーズ」の最後となる「アイドルタイムプリパラ」の最終話を観終えました。

 マジでボロ泣きですよ。ギャン泣き。いやそこまで声は出してないけど...。

 こう見えて僕は基本的には泣きません。かなり涙というものに縁遠いタイプの人間です。確かに小学生低学年の頃はよく泣いていました。それは記憶にありますが、逆に泣いた記憶というのはそこまでしかありません。第一志望の学校に合格した時も、身内のお葬式に参列したときにも、鎖骨を折ったときにも、人生で3回経験してきた卒業式でも、涙を流した記憶はございません。僕は本当に泣かない人間でした。感情がないのか、あるいは人と感覚がずれているかのどっちかですね。

 そんなわけで、僕はむしろ「泣きたい」という気持ちが高まっていました。そして、今年。偶然にも、僕を何度も泣かせることになってしまった「プリパラ」に出会いました。

 

出会いのきっかけ

 きっかけはめちゃくちゃ些細なことでした。友達とカラオケに行ったんですよ。その友達は芹澤優がめちゃくちゃ好きなやつで、めちゃくちゃi☆Risの曲を歌ってたんです。お察しの通り、プリパラのOP曲とか無限にあるわけで、歌詞に出てきたり、背景映像で流れたりしました。ただ、楽曲派オタクとしての生を授かった僕は思いました。「曲いいね。」と。この曲たち聴きたいなと思ったんです。

 その当時の僕は狂ってたんですかね、よくわからないんですけど、普通に配信サイトで聴けばいいものを、「せっかくだからプリパラ観ちゃおうかな!」ってなったんです。今考えても意味が分からん。ちなみに、その友達は今現在、プリパラ一切観ていません。

 

・40話前後からの目が離せない感

 プリパラは各シーズンだいたい50話くらいで構成されています。その中で、40話くらいからの10話はマジで目が離せなくなります。

 いい年して、深夜アニメとかを一気見しちゃう僕みたいな人間にとっては、50話ってあまりにも多いんですよ。しかも、深夜アニメとかと違って、毎回新曲を披露してくれるような甘い世界ではありません。オープニングで聴いた曲をまたライブシーンで聴かされたり、次の話を観ても、またその次の話でも同じ曲でライブをしていたり、くじけそうになる時期もありました(一気見的な観点から)。それでも、40話という決して短くない時間をキャラクターたちと積み重ねてきたからこそ、その40話以降は目が離せなくなります。

 

・選曲がズルい

 とりあえず、40話以降くらいからが本当のプリパラだと思っているので、そのあたりを前提として話を進めていきます。

 選曲です。これはガチ。プリパラはこの放送期間の長さを生かして曲で殴ってきます。シーズン前半でうんざりするほど聴かされた曲が最終回で流れたときに気づかされるんですよ。俺が欲しかったのはこれなんだよ。みたいな。シーズン3になって、もうずっと流してないんじゃないかっていうシーズン1の曲流してきたり。もうズルいとしか言いようがない。

 

・ラストライブは泣くための回

 そんなふうに、時には苦しかったり、時には飽きてしまったり、時には選曲に驚かされたりして、いよいよクライマックスに突入していきます。本当に不思議なくらい毎回泣けるんですよね。なんでかはよくわからないんですけど、めちゃくちゃ高まります。この段階まで来ると視聴者側としても50話分のいろんな喜びとか、悲しみとかをキャラクターと一緒に背負っている感覚になります。そんななか、キャラクターたちが、誰かを救うため、何かを守るために、全力で、強い想いを込めて、もはや自分の中では定番となったあの曲を歌うんですよ。そのライブ観てたらもう涙止まらないです。キャラクターたちとの思い出とか、やっとここまできたんだなとか思ってたら涙ボロボロですよ。

 そんな涙ボロボロがシーズンごとに毎回保証されてるってんだからすごいぜこのコンテンツ。

 

・最終回では後日談あり

 ここは別に泣くところではないんですけど一応言わせてください。後日談がちゃんとあります。僕は昔から後日談的なの大好きで、何かが丸く収まったあとの平穏な毎日とかたまらんオタクです。

 ここでは、みんな仲良しなんですよ。どんな悪いことしたやつでも、どんなに仲悪かったやつでも、最終回ではみんな仲良し。み~んな友達、み~んなアイドルとはよく言ったものですね。

 

アイドルタイムプリパラは正義

 アイドルタイムプリパラっていうのは、プリパラのシーズン4のことです。ここまで来ると思い出が多すぎてパンクします。

 だいたい200話くらい観ると最終回に近い感じになるんですよ。200話って...。1話が30分だからだいたい100時間ですかね?4日間見続けても終わらないくらい途方もない時間ですよ。この時間を共有してきたわけですから、もう感情があふれ出します。最後のMemorialでギャン泣き。毎回OPで聴いているにもかかわらず、同じ曲とは思えない。歌詞が体にしみ込んでくる感じ、あんなのは初めてです。

 

本当に最高の体験をありがとうございました。

 

というわけであんまりきれいにまとまらなかったし疲れたのでここまで。